親愛なる皆様、こんにちは。
オーガニックコンシェルジュ&ナチュラルフードコーディネーターの
RURIです。
本日もご訪問頂きありがとうございます。
今年も、大好きな梅仕事の時期がやってきました。
先日の日曜日、有機の青梅を使って梅仕事第一弾、
行いましたよ♪
梅干しは、約20年にわたって毎年欠かさず行ってきました。
お味噌と同様、梅干しを漬けること
特にオーガニックの梅干しを漬けることをお伝えするのは
RURIのライフワークに近いものがあるように感じています。
なぜなら、手作りのお味噌や、梅干しは、日本の伝統的な
スーパーフードだからです^^
さて、では、仕込む過程をお楽しみくださいませ。
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奈良県は、王隠堂農園さんの有機青梅。
もうすでに黄色く色づいています。
毎年ですが、有機の青梅は、美しく、見ているだけで
うっとりしてしまいます(≧▽≦)
これに天然の塩をまぶします。
塩をまぶした青梅を、梅、塩、梅、塩とサンドイッチ状になるように
積み重ねていきます。
そして、一番上に重石を乗せたら、第一ラウンドは終了♪
そして待つこと数日。。。
ここで、貴重な梅酢があがってきます。
画像ではちょっとわかりづらいのですが、
梅の表面を超すくらいの白梅酢が上がってきています。
これは、仕込んでから4日目の画像です。
今、本当にフルーティな香りが立ち込めています。
この香りは、とっても魅力的で、何年仕込んでも
この素敵な香りに癒され、幸せを感じてしまいます(≧▽≦)
ここからは、土用干しまで、基本的にはそのまま放置ですが、
場合によっては、カビの発生も考えられるので、
放置といえども、一番気が抜けない時期でもあります。
ちなみに、梅干しを漬けられるのを躊躇される方も
いらっしゃるのですが、その理由のひとつとして、
「梅干しを漬ける時に、カビが生えたら、その年には
不幸が起こる」というジンクスが挙げられます。
これについて、RURIが身をもって(?!)実験してみた結果、
その言い伝えは、まったくの取り越し苦労ということが判明しました(≧▽≦)
というのも、梅干しを仕込んでいたら、ある年に
カビが生えてしまったことがありまして。
さすがに初めてのことだったので、どきどきしながら、その一年を
過ごしておりましたが、不幸ごとらしきものは全くおこらず、
きわめて穏やか~な一年を過ごすことができたのでした♪
なので、カビのことが気になって梅干し漬けるのを躊躇されている方は
是非是非チャレンジして頂けたらと心から思います。
では、なぜ、カビが生えてしまうのか、逆にこれが分かると
失敗もなく作れるので安心ですよね。
RURIが長年梅干しを漬けてきて、気づいたカビの原因がいくつかあります。
それは、
①減塩ばやりのため、原則梅の20%の塩で漬けるところを塩の量を
減らす
②傷んだ青梅をそのまま漬ける
③漬けこむ容器の消毒が十分ではない
などが考えられます。
特に初心者の方は、まずは塩分20%で仕込むことは守って
頂けたらと思います。
その上で数年漬けて、問題なければ、少し減塩でチャレンジしてみても
いいかもしれません。
ただし、その場合には、漬ける容器のどこかに、漬けた年月日と
梅の量と塩の量をきちんと記録したものを残しておき、
出来上がった時にそのデータをもとに次の年の分量を考えられると
よいかもしれませんね。
でもRURIとしては、それでも、塩の分量を守ることをおすすめ
しています。
もし、減塩が必要なら、出来上がった梅干しを、しばらく水に
漬けておくことで塩抜きをして使うことの方を推奨します。
なぜなら、かびが生えた梅干しを、きれいな状態に戻してやるのは
味噌の表面にカビが生える時の対処法より面倒なものだからです。
できれば、精神衛生上も、カビが生えない梅干しを作ることが
望ましいのではと思うRURIでした。
ということで、今回は、今年の梅干しの仕込みの様子を
お伝えしました。
次回は、梅干しの効用についてお伝えさせて頂きますね。
本日も最後までお付き合い頂き、
ありがとうございました。